僧帽弁形成術(MVP)実施のご案内
僧帽弁閉鎖不全症(MMVD)は犬の後天性心疾患の中でも最もよく認められる疾患です。
これまでは飲み薬での治療がメインでしたが、近年、患者様の状態によっては外科治療が適応となり、手術後は内服薬から離脱できるようになりました。
しかし、全国的に実施できる施設数が少ないことから、遠方まで出向く必要があったり、すでに順番待ちをしている患者様の影響で手術実施までの待機時間が長くなることも少なくありません。
このような背景から、MMVDに罹患した患者様を早期に救うことでご家族の不安を取り除くべく、当院でも本疾患に対する僧帽弁形成術(MVP)が実施できるようになりました。
当院の手術成績
※術後3ヶ月経過時点での生存率
-
Stage B2、C…91%
-
Stage D…82%
手術を受けた患者様の声
Aさん(Stage B2)
手術前は100%安全な手術でないと聞いていて不安でいっぱいでしたが、術後に投薬なしで元気いっぱいに走り回る愛犬の姿をみて涙が止まりませんでした。手術を受けて本当に良かったです!
Bさん(Stage D)
肺水腫になったとき、余命が約1年と言われて絶望していましたが、手術がうまくいけば余命が延長すると聞いて決心しました。今、術後3年が経過しますがまだまだ長生きして欲しいです!
Aさん(Stage B2)
手術前は100%安全な手術でないと聞いていて不安でいっぱいでしたが、術後に投薬なしで元気いっぱいに走り回る愛犬の姿をみて涙が止まりませんでした。手術を受けて本当に良かったです!
Bさん(Stage D)
肺水腫になったとき、余命が約1年と言われて絶望していましたが、手術がうまくいけば余命が延長すると聞いて決心しました。今、術後3年が経過しますがまだまだ長生きして欲しいです!
僧帽弁閉鎖不全症と診断されお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
僧帽弁形成術に必要な輸血のご協力のお願い
※手術にはどうしても輸血が必要になります。本手術の手助けをしていただける方がいらっしゃいましたら、ドナー登録にご協力していただけますと幸いです。